今でこそオークションやamazonと宅配業者や郵便局が提携して梱包・発送は簡単になりましたが、ネットオークション黎明期は各個人でタスクをこなす必要があり、それは大変でした。

ヤフーオークションが始まった頃、当時はAmazonも無かったので、まず最初に梱包用の資材といえばホームセンターに行って購入する必要がありました。

それから肝心の商品になるわけですが、私の場合は学生の頃に懸賞で当選したキャラクターグッズを売りに出すことになりました。その商品はゲーム会社SEGAのゲームキャラクターである「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」の描かれたカラーボックス。中にSEGAが発売して世界的ヒットになったメガドライブ(海外ではGENESIS)とその強化アイテムであるメガCD、スーパー32Xを組み合わせた「メガドラタワー」が収納出来る専用カラーボックスという珍しいアイテムでした。

カラーボックスとしては一般的な大きさでしたが、まず最初にどうやって発送すればいいのか?こんな物が入るダンボールなんてあるわけないし、見た目は悪いけどプチプチで包んでそのまま宅配業者に持っていくしかないかと当時社会人になりたての世間知らずな私は思い、ホームセンターでプチプチを購入してきたのはいいものの、どうやってカラーボックスを梱包すればいいのか分かりませんでした。「これって、上からプチプチを被せればいいのか・・・?」「被せた後、とりあえず上下を包めばいいのか?」とか試行錯誤することに。
作業するにはとりあえずカラーボックスを横に寝かせて・・・しまった!プチプチを下に敷いておけばよかった!と思って一旦カラーボックスを横にずらしてからプチプチを下に敷き、カラーボックスを置き直してプチプチで包みます。それから側面を包んでガムテープで固定します。このとき、ガムテープじゃなくてクリアタイプのテープにしておけばもう少し見た目は良かったのだと今なら思うのですが、当時はそんな事考える余裕もありません。ようやく上下左右をガムテームで固定し終えて一息ついた頃、部屋の片隅に何か落ちていました。キャスターが4つ・・・しまった!このカラーボックスはキャスター付きの製品だったのでした。きっちりガムテープで止めてしまったので中には収納できないし、また梱包を開けて入れ直すしかないか?それともキャスターだけ別部品として別の袋にでも入れて一緒に発送してしまえばいいのだろうか?今のようにググれば何でも調べられるような時代ではなかった当時、世間知らずな私は悩み、考えた結果梱包を開け直してキャスターを収納して、もう一度梱包作業することになったのでした。というのも、「別の袋にしたら追加料金が発生するかも・・・」と思ったからです。

梱包作業を終えて、最寄りの宅配業者の集配所までは持ち込みするために手持ちで運ぶ必要がありました。車もないし、自転車の荷台に載せられる大きさや重さじゃないので手で持っていくしかありません。カラーボックスの重さは10kg程度あったと思いますので、集配所までの距離約2kmをヒイヒイ言いながら運んだのでした。プチプチで包んだ怪しい荷物を抱えて歩く不審者にも見えそうな感じでした。ここでせめて台車があれば・・・と思います。いつもは当時住んでいた会社の寮に管理人がいて、共用部に置いてある台車を使っていいか声をかけてから借用できる計画だったのですが、運悪く先客がいたようで台車が無かったのです。

ヒイヒイ言いながら集配所に到着すると、前で手続きしている先客の横にあるのは寮の台車!やられたーと思いました。先に唾つけて自分の部屋に持ってきておけばよかった・・・。

というような感じで、今の時代はamazonで「家まで来て梱包までしてくれるサービス」があったりするので良いなと思います。というか、もっと早くこういうサービスがあっても良かったと思いますけどね。特にデカブツに関しては今後もし使う機会があれば是非業者さんにお任せしたいものです。