若い頃は宝塚歌劇団の追っかけをしており、気に入った舞台であればBlu-rayや音楽CDを欠かさず購入しておりました。しかし、好きだった団員の方が立て続けに退団したこともあり気持ちがすっと冷めていきました。丁度年末の大掃除の時期でしたので、片付けとともに少しでも金銭に変えられないかなとフリーマーケットサイトを色々見て回るようになりました。すると、同じように宝塚の商品を売っていらっしゃる方が多くいることもわかり、昨今転売やらなにやら厳しいので法律に引っかからないかと不安だった気持ちもなくなり初出品を挑戦することにしました。
最初に気をつけたことは、他のユーザーの方々が出品している商品と被らないようにすることでした。価格競争みたいになって目をつけられたら怖いですし、くまなく出品商品をチェックしていきました。しかし、既に沢山の商品が出品されており、結局、ソールドアウトが多いBlu-rayを出品することに決めました。また、その作業によって、販売価格の相場も大体つかめて一石二鳥でした。
出品するBlu-rayを絞り、最初は花組の「エリザベート」を選ぶことにしました。あまり写真を撮る習慣がないものですから、光の反射や角度を気にして撮るのは骨が折れました。パッケージと蓋を開けた状態の写真を2枚撮りました。
写真のアップロードの次は、本文を考えなければいけませんでした。商品の説明や状態を客観的に記述しなければならないので、Blu-rayの傷などをくまなくチェックしました。初出品なので万が一のことがあってトラブルに発展してはならないと考えたからです。傷の状態もほとんどないと思え、ちゃんと再生できるかも3回確認しました。
最後に悩んだのは、価格設定です。元の商品の販売価格より高い設定が危険なことは分かりますが、当時他の出品者の方々もそこまで大幅値引きをされている方もいらっしゃらなかったので、妥当な値はどこだろうと悩みました。その時まで、送料のことは頭になかったので、送料を含めた値段を検討し、当時の相場と同じくらいになるよう調整しました。
出品してから数日は何の音沙汰もなく、そんな簡単に売れないよなと現実を痛感しました。ところが、2日後メッセージが届いていることに気づきました。どなたかが購入して下さったのかと思いきや、内容は購入検討と値切りの交渉が書かれたものでした。なかなか強気な値切りを初っ端から受けたので、受けるべきか断るべきか悩みました。
しかし、当初の目的は整理棚を占領しているBlu-ray等の処分でしたから、値切りに応じることとしました。ただ、値切りに応じたのは後にも先にも最初のお客様のみです。
発送に際し、注意点がないかとネットで検索をすると、梱包袋(プチプチ)に包むのが最低限のマナーと知り、慌てて雑貨屋に購入しに行きました。プチプチは安く入手できましたが、出品は簡単にできると思っていたので、意外とこちらからの出費もかかるのだなとしみじみと思いました。
お客様から料金が振り込まれたことを確認し、商品の最終チェックをして郵便局に持って行きました。一緒に購入のお礼を書いたメモなどを入れるべきなのかと一瞬考えましたが、結局ゴミになるだろうと考え商品だけを包んで発送して頂きました。数日後、お客様が、わざわざ届いた旨のメッセージを送って下さり、初めてのamazon出品が成功したことを実感しました。不安になる性分なので、住所書き間違えなどの郵便トラブルがあったらどうしようと悩んでいたことからも解放されて、やっと肩の荷が下りました。
初めてのamazonを終えて感じたことは、小心者にはストレスが強すぎて大変ということです。もし不備があったならばどうしようと考えるだけで胃が痛い日々でした。
結局、その後は出品を続けることはやめてしまったので、プチプチの使い道を模索する日々です。